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インテリア・小物のオフィスデザイン活用術~会議室編~

オフィスには、デスクやチェア、ラックなどのインテリアや小物は必須です。オフィスのデザインに合わせてチョイスしますが、インテリア・小物のデザインによってはTPOが煩雑なものになってしまいます。そこで今回は、オフィスの中でも会議室にスポットをあて、会議室の雰囲気を変えることができるインテリア・小物をご紹介します。

 

インテリア・小物を選択する前に考えておくべきこと

 

 

一言で会議室といってもその目的はさまざまです。会社の経営を左右する議題について話し合う場合もあれば、簡単な打ち合わせ、ブレインストーミングを行う場合もあります。簡単な打ち合わせをするだけにもかかわらず、重厚な雰囲気のインテリアで統一してしまうと、気軽にアイデアを出しづらくなってしまうかもしれません。

 

インテリア・小物を選択する前に考えておくべきことは、会議室のコンセプトを明確にすることです。会議室をいくつか設けることができれば問題ありませんが、1つしか設けられないのであれば違和感のないデザインが必要です。コンセプトさえ明確にすれば、それに合わせたインテリア・小物も選択しやすくなります。

 

会議室を複数設けられる場合

経営者や役員が利用する会議室、一般社員が利用する会議室といった形で利用者別にする、もしくは経営会議、打ち合わせ、ブレインストーミングなど用途別にする設けることが考えられます。

 

〇経営者・役員もしくは経営会議を行う会議室

会社の経営に関する話し合いを行う会議室は、緊張感のある重厚な雰囲気がおすすめです。定番はレザーチェアに濃い木目調の天板を持った長机です。またホワイトボードは設置せず、大き目のモニターやプロジェクターを置きます。壁や床も落ち着いたベージュ、グレーといった色でまとめるとよいでしょう。

 

〇一般社員もしくは打ち合わせ、ブレインストーミングなどを行う会議室

打ち合わせやブレインストーミング、セミナーなどを行う会議室は、普段の業務を行う執務スペースとはデザインを大きく変え、リラックスした雰囲気を演出することで、新たなアイデアが出やすくなるようにします。壁や床をオレンジ、黄色などのポップなものにする、椅子をバランスボールにする、学校の教室のような椅子、机を置くといった遊び心を出してみてもよいでしょう。また壁一面をホワイトボードにする、お気に入りの絵を飾るといったこともおすすめです。

 

会議室を一つしか設けられない場合

会議室を一つしか設けられない場合は、基本的には奇をてらわずシンプルなデザインで、小物・インテリアもそれに合わせて選択するとよいでしょう。執務スペースと同様のデザイン、色使い、インテリアを利用することで全体の統一感を出すのもおすすめです。

 

また会議室は経営会議などを行う重厚な雰囲気のものにし、休憩スペースや執務スペースの片隅にスタンディングミーティングを行える丸テーブルを設置すると、会議室は一つでも用途によって使い分けができるようになります。

 

まとめ

経営に関するものであれ、営業や企画に関するものであれ、会議室はその会社の方針を決める場所として非常に重要な場所です。そういった意味でも快適に利用できるよう、インテリア・小物にも気を使って選択するようにしましょう。