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オフィスデザイン設計における5つの構成要素

オフィスデザイン設計における5つの構成要素

オフィスのリニューアルをするうえで、どのようなオフィスデザインにするかは一番頭を悩ませるところではないでしょうか? 機能的であることは当然必要ですが、来客や新規採用の際に外部のお客様に魅力的なオフィスであると感じてもらうことも、企業のブランディングとして非常に重要です。そこで今回はオフィスデザインを行ううえで必要となる5つの構成要素についてご紹介します。

 

オフィスデザイン設計に必要な5つの構成要素

それではここから、オフィスデザイン設計に欠かすことのできない5つの構成要素について、1つずつご紹介していきます。

 

1.Visual

1つめは「Visual=見た目」です。このVisualとは、清潔感やデスク、椅子、キャビネットなどといった備品の色、デザインといったいわゆる見た目だけではありません。オフィスデザインに最も求められるVisualとは「機能美」。つまり社員が快適に働けるデザインになっているかどうかです。見た目の美しさはまず機能美があり、その上で成り立つものであり、見た目だけを重視したオフィスデザインは、業務効率を落としてしまう要因にもなり得ます。

 

2.UX/Use

2つめは「UX/Use=使い勝手」です。オフィスで一番長い時間を過ごすのは、オフィスデザイナーではなく社員です。社員にとって使いやすい、使い勝手の良いオフィスでなければ意味がありません。そこでデザイナーはデザインをしたらそれで終わりではなく、実際にオフィスで働く社員のフィードバックを見過ごすことなく、細かな修正をしていかなければなりません。そして社員も新たなオフィスができたばかりだからと遠慮するのではなく、使ってみてここはこうして欲しい、ここはこうなっているといいといった意見をどんどんとデザイナーに告げ、改善していくことが快適なオフィス作りのポイントです。

 

3.Budget/ROI

3つめは「Budget/ROI=予算・費用対効果」です。オフィスデザインもビジネスである以上、どの程度の予算をかけ、どの程度で回収するかといった試算をしなくてはなりません。デザイナーの見積もりと自分たちの理想が合致する落としどころをしっかりと話し合うことが重要です。またオフィスデザインの費用対効果はなかなか数字で表しにくい部分ではありますが、冒頭でも触れたように、優秀な人材を採用するうえで良いオフィスデザインは非常に重要な要素のひとつとなります。そういった面で見ていくと、オフィスデザインの費用対効果も分かりやすくなるのではないでしょうか。

 

4.Blanding/Culture

4つめは「Blanding/Culture=企業特性や企業文化」です。オフィスデザインの中に企業ブランドや文化を取り込むことは、そこで働く社員の帰属意識を高めるためにも非常に有効です。ロゴマークやコーポレートカラーをデザインに反映させることももちろん重要ですが、それ以上に重要なのが経営者の理念や想い、その企業が何を重視しているのかをデザインに表すことです。例えばオープンな文化を持つ企業であれば、役員室や部・課の仕切りをなくす。オープンスペースを複数設置し、いつでも自由にミーティングができる環境を作るといった具合に、経営者の思いが社員に伝わることが重要です。

 

5.Execution

最後は「Execution=どう実行するか」です。これは経営者とデザイナーが綿密な打ち合わせを行うこと。そして経営者から社員へ新たなオフィスへリニューアルすることの意義を伝えておくことの2つを、事前にしっかりと行っておくことが重要です。

 

企業文化を伝え、費用対効果のよいオフィスデザインを目指すには

ただ何となくデザインを変えるというのでは、予算をかけて行う意味が薄れてしまいます。オフィスデザインを通して改めて社員に自社の文化を伝え、費用対効果も上げていくためには、プロの目を通してしっかりとした計画を立てたうえでオフィスデザインをされることをおすすめします。