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デスクワークにピッタリなチェアを選ぶ

日中はほとんど社内にいない営業部。それに比べ経理・総務など、デスクワークが中心の部署にとって チェア選びは大切なテーマです。自分の身体に合っていないチェアに座り続けることで、仕事の集中力が落ちたり、腰痛や肩こりなど身体に変調をきたす恐れがあるからです。

チェアの選び方次第で仕事の効率がアップし、社員の健康を守ることができるとなれば、会社にとって大きなメリットにもつながります。

今回はデスクワークに最適なチェアの選び方や、長時間座り続けることのリスクについてお知らせします。これをきっかけに皆さまのチェアを、もう一度見なおして見ませんか?

本当は恐ろしい長時間座り続けることのリスク

近年では、長時間座り続けることが健康へ与える影響についての研究が進んでいます。オーストラリアで行われた調査の結果では、長時間座りっぱなしでいることが多くのリスクを生むことが分かりました。

1日の座位時間が4時間未満の人に比べ、8時間以上の人は1.15倍、11時間以上の人は1.4倍も総死亡のリスクが高まるといった結果も出ています。これはゾッとする数字です。

他にも1時間座ってテレビやモニターを見ることによって、平均余命が22分間も短くなる研究結果や、自動車移動に伴う座位時間が週4時間未満の人に比べ、週10時間以上の人は冠動脈疾患での死亡率が1.8倍高くなるといった研究結果もあります。

座っても疲れないチェアってどんなチェア? 

人間は立っているとき、背骨が「S字形状」といって横から見てS字に骨が曲がることでバランスが保てるようになっています。これに対し、チェアに座るとS字からアーチ状になります。これによって、腰や椎間板にかかる負担が大きくなるだけでなく、腰痛や内臓が圧迫され疲労や疾患を起こす原因となります。

こうした事態を防ぐには、

(1)立っているときと同じようにS字形状を維持できること

(2)座ることで1カ所に集中しがちな体圧を分散できること

(3)自分の身長やデスクの高さに合わせて細かく調節できること

この3点が実現できるチェアを選ぶことが重要です。

チェア選びは仕事効率をアップし、体調不良を防ぐことにつながる

自分に合ったチェアを選ぶには、上に挙げた3点をしっかりとおさえ、それぞれの姿勢や体調を考慮したチェアを選びましょう。

例えば腰痛持ちの人は、ランバーサポートなど姿勢を矯正してくれる機能がついているチェアを。お尻がすぐに痛くなる人は、クッション性の高いチェアなどがおすすめです。

それぞれに最適なチェアを用意すると、オフィスデザインの統一感がなくなり、高額な費用がかかってしまいます。しかし仕事の効率が上がり、病気や体調不良のリスクも減るなど、長期的な視点で見れば、費用対効果は決して低くはないはずです。

予算やオフィスの統一感をしっかりと考慮して、必要以上に高価なものにする必要はありませんが、ある程度の支出は、“投資”として考えてもよいかもしれません。